待ちに待ったニュースが、これもお年賀状でやってきました。彩プロさんからのお年賀状です、というと、もうおわかりですね。
おめでとうございます〜〜〜。『English Vinglish』の公開がやっと決まりんぐりっしゅ!というところですね。劇中で使われているこの素敵な歌がつい口をついて出てきてしまいました。
<C> Eros International Ltd.
♪ Navrai majhi laadachi laadaachi ga Avada hila chandraachi chandrachi ga ♪
♪ Navrai majhi navsaachi navasachi ga Apsara jashi indraachi indrachi ga ♪
(<マラーティー語>うちの花嫁は愛情いっぱいに育てられたの、お月様が大好きなのよ、
うちの花嫁は神様に祝福されて生まれたの、まるでインドラ神の天女のようよ)
彩プロのNさん、そしてフリーのパブリシストMさんのご努力が実を結びましたね。公開時期は夏らしいですが、今後この作品をご紹介していく時は、先日コメントにお答えしたように、主演女優の表記を「スリデヴィ」にしていかねば、です。
でも、監督名Gauri Sindheは、一時正しい表記「ガウリ・シンデー」が使われていたのですが、また誤記の「シンディ」になっていますね。校正ミスかも知れません。
「シンデー」のように最後が「エー」で終わる名前はマハーラーシュトラ州の人に多く見られ、たとえば「ゴードボーレー」(『English Vinglish』の主人公たちの姓です)「ゴーカレー」「サルンケー」「ラーナーデー」など、いっぱいあります。あと、「カル」が付く名前もマハーラーシュトラ州の人に特有のもので、「マンゲーシュカル」「カーレーカル」「ワードカル」等々、「〜カル」さんもいっぱいいます。こんな風に出身地方がわかる名前もあるので、その地方の風味を出したい時には、映画の登場人物にもそのような姓が使われます。というわけで、『English Vinglish』の中に出てくるマハーラーシュトラ・テイストもぜひ楽しんで下さいね。
彩プロさんからのお年賀状には、もう1作、これは今年の韓国映画ベストワンかも、という作品も紹介されていました。こちらです。
こちらはすでに試写も拝見していますので、『新しき世界』は韓国映画2013年観客動員ベスト10をご紹介したあと、また改めて詳しくご紹介することにします。イ・ジョンジェもファン・ジョンミンも、すっごくいいですよ〜。二人の演技に惚れ惚れする『新しき世界』、楽しみにお待ち下さい。