Periploさんから、上映会のお知らせをいただきました。今回もカンナダ語映画です。東京カンナダ人会の皆さん、がんばってらっしゃいますね。日本のカンナダ語映画ファンの皆様、アジアフォーカス・福岡国際映画際のカンナダ語映画『腕輪を売る男』はご覧頂けましたでしょうか。梁木ディレクターによるイーレー・ガウダ監督のインタビューと、上映時のQ&Aもご参考までにどうぞ。
『 Sarkari Hi. Pra. Shaale, Kasaragodu, Koduge: Ramanna Rai(公立カーサラゴード高等・初等学校)』
(2018/カンナダ語/147分/英語字幕)
監督:リシャブ・シェッティ
主演:アナント・ナーグ、プラモード・シェッティほか
■日時:2018年10月7日(日)午後 1:00~
■会場:埼玉県川口市、スキップシティ アクセス
■料金:大人1,500円
■主催:東京カンナダ人会 予約はこちらから
Periploさんの詳しいご紹介サイトはこちらです。また、お知らせと共に書いてあったコメントも付けておきます。「この作品は9月初めのバンガロール滞在時に劇場で見たのですが、映像・音楽のセンスが秀逸で(例えばこちら)、劇場では途中まで「すごい傑作を目撃しているのではないか」と震えながら見ていました。しかし後半に入りやたらと引っ張る展開となり、最後にお約束のカンナダ語民族主義(偏狭バージョン)が出てきてどんよりとなりました。結局、カルナータカでラジニ映画の上映を阻止しようとするような人たちに向けて作ってるのかなあ、カンナダ映画界はそういう人たちを一番のお客さんとせざるを得ないのかなあ、などと思いを巡らせました。とはいえ、そうしたカンナダ右翼は、かならずしも路上で投石をするような底辺の人たちばかりではなく、中産階級にも支持者がいるというのは、カーヴェリ川長治さんのツイート、あるいは本作が東京カンナダ人会によって上映されるという事そのものによっても想像され、まだまだ探求が必要と痛感します。とはいえ、北ケーララの風光がこれだけ描写されるのはマラヤーラム語映画でもそうはないので、一見の価値はある作品と思います」とのことです。予告編を付けておきます。
Sarkari Hi. Pra. Shaale, Kasaragodu - Official Trailer | Anant Nag | Rishab Shetty | Vasuki Vaibhav