ムンバイではホテルのネットが繋がらず、困っています。一度携帯から投稿したのですが、それがアップされていないようなので、再度投稿を。実は今友人の家に居座って、Wifiを使わせてもらっています。ここだとさくさく繋がるのになあ。チェンナイやニューデリーでも全く問題がなかったのですよ。ホテルの人は私のPCの設定が悪いのだと言うのですが、確かにスタバに行って試してみても繋がりません。スタバのはTATA DOCOMOのWifiだというのに。
昨日の朝はあちこちのネットカフェで自分のPCを繋がせてもらえるか聞きまわったのですが、すべてダメ。店のPCを使うしかなく(これにも写真付きの身分証明が必要)、日本語のサイトは見られるものの、入力が日本語ではできないので、ブログ更新もままなりませんでした。というわけで万策尽きてしまい、ロンドンがベースのインド映画研究者なのですが、ムンバイにも家があるナスリーン・ムンニー・カビールに泣きついて、彼女のマンションのWifiでやっとメールチェックもさせてもらった次第です。
これが親友のナスリーンで、グル・ダットの研究書や、ジャーヴェード・アクタルのインタビュー本、様様なクラシック作品の脚本本など、たくさんの本を出版しているスグレモノの女性です。実は一昨日、女優ワヒーダー・ラフマーンさんのお宅にお邪魔できたのですが、それもナスリーンのアレンジでした。かつてグル・ダット映画祭で来日したこともあるワヒーダーさん、もう77歳とのことですが、相変わらずおきれいで、今度はアパルナ・セーン監督のベンガル語映画に出演予定とか。国際交流基金のグル・ダット映画祭以来14年ぶりの再会を、ワヒーダーさんやお嬢さんと喜びあいました。お嬢さん、来日した時にすっかりグリーンティー・アイスにはまってしまっていため、今回はグリーンティーパウダーを持参しました。
そのほかのお土産には、グレゴリ青山さんの本「グだくさんのグ」の中のワヒーダーさんに関する部分を英訳をつけて持って行きました。目にしたワヒーダーさん、「あら、これ私だわ」とびっくりしておられました。今頃、じっくりと見ておられることでしょう。ちょうどこの日はこれから演劇を見に行くのだということで、やはり往年の人気女優アーシャー・パーリクさんが誘いにいらしていました。というわけで、40年前なら、みんな喜びのあまり死んじゃうようなツーショットです。私は今でも目がつぶれそうな気分でした。
ワヒーダーさんのお住まいは、サルマーン・カーンの自宅マンションと同じ敷地にあり、入り口の門前にはファンが詰めかけていました。でも門番さんは「今日はサルマーン・サーハブは自宅にいないんだけどなあ」とつぶやいていました。ファンは待ちぼうけですねー。
ついでにナスリーンが、シャー・ルク・カーンの家も回ってくれました。建築問題で何やらもめていて、正面左の塀の外にあったスロープが破壊されていました。2年前、「ボリウッド4」の取材でねばったことが思い出されます。
そんなラッキーもあるインドですが、ネットが繋がらないため、ブログのアップが間遠になると思います。香港に着いたら、香港国際映画祭のことをまたいろいろフォローしますので、しばしの間お待ちくださいね。