まだ香港で、頭の中はインドと香港ごっちゃまぜなんですが、ちょっと告知をさせていただきます。3月最後の日に、ユーロスペースで東京外国語大学の丹羽京子先生とトークショーをします。下に、配給会社のブロードウェイさんが作って下さった告知文をそのまま貼り付けますね。ただ、拙ブログは覆面ブログ(と言うのだろうか?)なので、私の名はブログ管理人名になっています。敬称がついたままですが、お許し下さい。
◆大ヒット御礼、『女神は二度微笑む』上映後トークショーが決定!◆
女神と呼ぶにふさわしい美しいヒロイン、映画史に残る大どんでん返し、歌わない踊らない新感覚インド映画の頂点的作品として話題を呼ぶ「女神は二度微笑む」の大ヒットを記念して、本作品の字幕制作者であるアジア映画研究者のcinetamaさんと、ベンガル語文学の専門家である丹羽京子さんとのトークショー を開催いたします!
映画に登場する場所の特長や背景について、ヒロインとドゥルガー女神の二重写しの読み解き、映画内で使われているベンガル語という言葉についてなど、お2人にお話しいただく予定です。ぜひご来場ください。
日時:3月31日(火)18:30『女神は二度微笑む』上映後
場所:渋谷ユーロスペース
ゲスト:cinetamaさん(「女神は二度微笑む」字幕制作者・アジア映画研究者)、丹羽京子さん(ベンガル語文学専門家・東京外大大学院総合国際学研究院准教授)
劇場の告知サイト
丹羽先生は東京外大でヒンディー語を専攻、その後ベンガル語の専攻に転じて、タゴールの研究書のほか、たくさんのベンガル語文学(インドおよびバングラデシュ文学)の訳書やベンガル語学習本を出しておられる方です。試写をご覧いただいた後に感想をお聞きしたら、「コルカタのあちこちでロケしていますねー。どれもよく知られた場所ですよ」と嬉しそうだったので、これはいつかお話をお聞きしなくては、と思っていたのでした。私も一緒に、映画の地理的な解き明かしをうかがおうと思っています。
それから、やっぱりドゥルガー(ドゥルガ)女神のことですね。インドで関連する絵を買ってきたりしたので(何と買ったのはデリーのパハルガンジ。昔ヒンディー語を教えた人で、デリー在住のお二人が手伝ってくれました)、それをお見せしながら解説をしていただければと思っています。絵は今、スーツケースの中で眠っています。
私の話では、字幕を作っている時に発見した<女神の墓穴>を言うべきか言わざるべきが、今悩んでいるところ。まだ公開が続いているので、ほのめかすだけに終わるかも知れません。そう、この映画、<迷宮>だけでなく<墓穴>もあったんです。あと、ナワちゃん(上写真のナワーズッディーン・シッディーキー)のこともお話ししたいのですが、時間が短いのでナワちゃんLOVE!のお話は後日@朝日カルチャーセンターでまた。
では、この日に見に来て下さる皆様とお目にかかれるのを楽しみにしています。二度目をご覧になろうと思っていらっしゃる方は、この日をぜひお選びください。