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Channel: アジア映画巡礼
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映画@バンコク1本目はタイ映画

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タイでは、今日は「母の日」で休日でした。5月の第2日曜日が世界共通の「母の日」だと思っていたのですが、ここタイでは王妃様のお誕生日8月12日が「母の日」なのだそうです。街のあちこちにシリキット王妃の写真が飾ってありのは例年通りなのですが、今年は少し地味な飾り方のような....。王様ともども、ご健康に不安があるためかも知れません。

休日なので、シネコンも午前中から家族連れなどが詰めかけているかとおもいきや、割と閑散としていました。今回行ったのはスクンビットのアソーク駅近くにあるターミナル21というショッピングモールのシネコンで、興行系列ではSFの映画館です。このSFとMajor、そしてIMAXがタイの主な興行系列となります。

シネコンはどこも立派です。料金は平均すると200バーツ(約600円)で、曜日や時間によって違ってきます。今日は一番最初の上映だったため、180バーツと1割お得でした。で、今日見た映画はタイ映画のコメディ『Yam Yasothon 3 (Hellow Yasothon 3)』。2005年に作られた第1作がヒットして以降、2009年の続編に続いて今回が第3作というわけなのですが、今回はユルユルの作品で退屈してしまいました。ネット検索は異常に時間がかかるため、ポスターを手に入れられず、劇場の上映一覧の写真ですみません。予告編はこちらです。

東北タイの田舎町ヤソトンを舞台に、ヤム(ペットタイ・ウォンカムラーオ)と恋仲の美女にヤムの従兄トンが横恋慕、結局トンが彼女を射止めて、ヤムは彼に片思いしていたキツい金持ち娘と結ばれる、というのが第1作の筋だったと思います。続編では両者に子供が出来(下に1と2のポスターを付けておきました)、そして今回の第3作ではヤムの2人の息子たちとトンの2人の娘たちが互いに好き合ってしまい、ちょっとした騒動が起きる、というストーリー。所々にエアギターバンドが登場し、彼らの演奏でルークトゥン(タイ版演歌のようなジャンルの歌)が入るこの映画は、1960・70年代のルークトゥン映画を意識してもいるようです。原色を強調したカラリングなど面白いのですが、残念ながら肝心のストーリーが×。もうちょっと何とかしてほしかったです〜、ペットタイ・ウォンカムラーオ監督。ファンらしきおじさん、おばさんを中心に、客席は1割程度の入りでした。

本日はあとはうろうろとお買い物をして終わったのですが、昨日友人に連れて行ってもらった新しいスポットをちょっとご紹介。以前ルンビニ公園にあったナイトマーケットがチャオプラヤ河沿いの倉庫街に移動し、古い倉庫を改造した素敵なマーケット「アジアティーク(Asiatique)」に変身していました。HPがこちらにありますので、興味がおありの方は覗いてみて下さい。

こんな感じで元倉庫だった建物が続いているのですが、衣類や雑貨、小物などの店舗の他、食べ物屋さんも実に豊富。ちょっとしゃれたイタリアンを出すお店や、珍しいビールを置いているお店もあり、若い人から家族連れ、観光客まで楽しめるスポットになっています。ただし、お店が全部開店するのは夕方になってから。ナイトバザール時代の時間厳守、というわけです。明るいうちはいらしてもあまりお店が開いていませんので、気をつけて下さいね。

 

夜になると、大観覧車もライトアップされていてとてもきれいです。バンコクの新しいエンタメ・スポットとしてオススメです〜。

 


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