ご紹介が遅れてしまいましたが、9月と言えばアジアフォーカス・福岡国際映画祭。今年も3本のインド映画始め、たああくさんのアジア映画が上映されます。まずは、開催の概要をどうぞ。
開催期間:2013 年9 月13日(金) オープニング上映(関係者・一般招待者のみ)/9 月14日(土)〜 23日(月・祝) 一般公開
上映会場:キャナルシティ博多(http://www.canalcity.co.jp/)内(福岡県福岡市博多区)、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、キャナルシティ劇場、サンプラザステージなど
主 催:アジアフォーカス・福岡国際映画祭実⾏委員会、福岡市
ホームページ http://www.focus-on-asia.com
公式招待作品―アジアの新作・話題作 22 作品 紹介ページ
『沈黙の夜』 Night of Silence
2012年/トルコ
※TIFF2012で上映
『サイの季節』 Rhino Season
2012年/イラク、トルコ
※FILMeX2012で上映
『パルウィズ』 Parviz
2012年/イラン
『悲しみを聴く石』 The Patience Stone
2012年/フランス、アフガニスタン
※混乱のアフガニスタンで、全身不随の夫を守る貞淑な妻―かと思えば、彼女の口から意外な告白が飛び出して....。『彼女が消えた浜辺』などの主演女優、ゴルシフテ・ファラハニの演技がだんだん怖くなる作品。
『ゲーマー』 Gaamer
2011年/ウクライナ
『血の抗争 Part1, Part2』 Gangs of Wasseypur 予告編
2012年/インド
監督:アヌラーグ・カシャプ
主演:マノージュ・バージパーイー、ナワーズッディーン・シッディーキー
※三代にわたる、血を血で洗う抗争を描く2部作作品。『仁義なき戦い』かと思っていたら、むしろ『極道の女たち』要素がいっぱい。人間関係が複雑なので、一度ではストーリーの理解が難しいかも。
『聖者の谷』 Valley of Saints 予告編
2012年/インド、アメリカ
『シャンハイ』 Shanghai 予告編
2012年/インド
監督:ディバーカル・バナルジー
主演:アバイ・デオル、イムラーン・ハーシュミー、カルキー・コーチリン
※フランス・アルジェリア合作映画『Z』 (1969)のリメイク。地方政治のドロドロが描かれる。アバイ・デオルの演技が素晴らしく、特に最後のパーティー・シーンにはうならされる。ポルノ制作、パソコン画面を見てのプージャー(お祈り)など、最先端インドがあちこちに。
『Pee Mak (原題)』 (「死者の村からこんにちは」を改題)Pee Mak 予告編
2013年/タイ
※『ナン・ナーク』のコメディ版。夫マークとその4人の友人がドタバタを繰り広げ、観客を笑わせてタイでは大ヒット。
『シンガポール・グラフィティ』 That Girl in Pinafore
2013年/シンガポール
『スター誕生』 Already Famous
2011年/シンガポール
『聖なる踊子』 The Dancer
2010年/インドネシア、フランス
『タクシードライバー日誌』 Something in the Way
2013年/インドネシア
※『ラブリー・マン』 (2011)のテディ・スルヤットマジャ監督作品。同様に、性的な匂いに満ちた作品で、孤独な主人公の純愛と狂気が描かれる。『ラブリー・マン』に主演したトニー・ダマラもゲスト出演。
『ティモール島アタンブア39℃』 Atambua 39°Celsius
2012年/インドネシア
※TIFF2012で上映
『果てしなき鎖』 Shackled
2012年/フィリピン
『夢にかける女』 A Fallible Girl
2012年/イギリス、中国
『狂舞派』 (「踊るぜ、香港!」を改題)The Way We Dance
2013年/香港
『すこし恋して、ちょっと愛して』 Together
2012年/台湾
主演:ソニア・スイ、マー・ジーシアン、けにー・B
※ほのぼの台湾ラブストーリー。『セデック・バレ』のマー・ジーシアンが、別人のようなお兄ちゃんを演じている。
『ウィル・ユー・スティル・ラブ・ミー・トゥモロー?』 Will You Still Love Me Tomorrow?
2012年/台湾
主演:リッチー・レン、メイヴィス・ファン
『結界の男』 Man on the Edge
2012年/韓国
主演:パク・シニャン
『未熟な犯罪者』 Juvenile Offender
2012年/韓国
主演:ソ・ヨンジュ、イ・ジョンヒョン
※TIFF2012で上映
『No.10ブルース/さらばサイゴン』 Number 10 Blues/Good Bye, Saigon
2012年/日本、ベトナム
このほか、特集上映も「アジアフォーカス名監督特集 イ・チャンドン全作上映」等々盛りだくさんです。今年も、アジアフォーカスでアジアの映画を満喫しましょう!