香港ではちょうどこの時期、香港国際映画祭の夏版「夏日国際電影節」が開催されています。今年も8月11日から25日まで開催されたのですが、今回は旅行出発前にチェックする時間がなかったので、シンガポールの空港を発つ時に空港のパソコンで内容をチェックしてみました。すると、おお、ちょうど滞在期間中にインド映画『PK』の上映がある! 香港映画の林嶺東(リンゴ・ラム)監督の新作『迷城』も上映される! と喜び勇んでチケット発売状況を見てみたら、いずれもすでに満員でした。ガーン!
仕方がないので、カタログだけ拾ってきました。オープニング作品は、日本でも9月12日(土)から公開される『黒衣の刺客』です。カタログの紹介ページをスキャンして引用させていただきましょう。『黒衣の刺客』、拙ブログの紹介記事はこちらで、公式サイトはこちらです。
ついでに、『迷城』のページも引用させてもらいましょう。作品解説が読めるよう、上もあわせて大きな画像にしました。主演は古天楽(ルイス・クー)、余文楽(ショーン・ユー)、張孝全(ジョセフ・チャン)、魅力的な顔ぶれですねー。
『迷城』の予告編はこちら。
巴福斯影業發行《迷城》電影預告片 今年暑假 震撼全城
インド映画は『PK』のほかにあと1本、『ピクー(Piku)』が上映されました。そう、ディーピカー・パードゥコーンがタイトルロールのピクーを演じ、アミターブ・バッチャンがその父を演じる、ベンガル人が主人公の作品ですね。舞台はデリーらしいのですが、二人がしゃべるベンガル語なまりのヒンディー語を予告編でも聞くことができます。そういえば、昔サタジット・レイ監督が作った短編に『ピクー』(1980)というのがありましたが、これは原題の綴りが「Pikoo」でした。『PK』も『ピクー』もなんだか原題がそっくりさんなのですが、中国語タイトルは内容を説明するこんなのになっています。
『ピクー』の方はシンガポールでDVDを買ってきたので、これから見るのが楽しみ。予告編はこちらです。
PIKU Motion Se Hi Emotion Official Trailer | Amitabh Bachchan, Deepika Padukone, Irrfan Khan
日本でもインド映画『若さは向こう見ず』と『愛するがゆえに』が公開中のですので、これにも行かなくちゃ。やっと頭が日本モードに戻って来たので、お仕事、お仕事、です。