このブログの毎年恒例、「キネマ旬報」2015年2月下旬決算号をもとにした、今年公開予定のアジア映画です。同誌の「2015年 劇場公開予定作品ラインナップ<外国映画>」がネタ元で、今年も配給会社別になっている一覧を地域別に整理し、公開予定順に並べました。監督名・キャスト名は上記の記事に入っているものに、少し補足してあるものがあります。ちょっと数が多いのですが、一挙に掲載してしまいます。
<韓国映画>
『君に泳げ!』 (2013/韓国) 公式サイト
監督:チョ・ヨンソン
主演:イ・ジョンソク、ソ・イングク、クォン・ユリ、パク・チョルミン
配給会社:NBCユニバーサル・エンターテインメント
公開予定:2月28日(土)
『傷だらけのふたり』 (2014/韓国)
監督:ハン・ドンウク
主演:ファン・ジョンミン、ハン・ヘジン
配給会社:アルシネテラン
公開予定:4月4日(土)
『群盗』 (2014/韓国/原題:群盗 民乱の時代)
監督:ユン・ジョンビン
主演:ハ・ジョンウ、カン・ドンウォン、イ・ギョンヨン、イ・ソンミン
配給会社:ツイン
公開予定:4月下旬
『海にかかる霧』 (2014/韓国) 公式サイト
監督:シム・ソンボ
主演:キム・ユンソク、パク・ユチョン、ハン・イェリ
配給会社:ツイン
公開予定:4月
『私の少女』 (2014/韓国) 公式サイト
監督:チョン・ジュリ
主演:ペ・ドゥナ、キム・セロン、ソン・セビョク
配給会社:C.J.Entertainment Japan
公開予定:GW
『国際市場で逢いましょう』 (2014/韓国/原題:国際市場) 公式ツイッター
監督:ユン・ジェギュン
主演:ファン・ジョンミン、キム・ユンジン、オ・ダルス、チョン・ジニョン
配給会社:C.J.Entertainment Japan
公開予定:5月16日(土)
『For the Emperor(英題)』 (2014/韓国/原題:)
監督:パク・サンジュン
主演:イ・ミンギ、パク・ソンウン、イ・テイム
配給会社:彩プロ
公開予定:初夏
『パイレーツ』 (2014/韓国/原題:海賊;海に行った山賊)
監督:イ・ソクフン
主演:キム・ナムギル、ソン・イエジン、ユ・ヘジン
配給会社:ツイン
公開予定:初夏
『The Devine Move(原題)』 (2014/韓国/原題:神の一手)
監督:チョ・ボムグ
主演:チョン・ウソン、イ・ボムス、アン・ソンギ、キム・イングォン
配給会社:ツイン
公開予定:初夏
『Youth(原題)』 (2014/韓国/原題:レディーアクション青春)
監督:キム・ジンム
主演:ドンヘ、ナム・ジヒョン、ソン・スヒョン
配給会社:ツイン
公開予定:初夏
『Detective K2』 (2015/韓国/原題:朝鮮名探偵2~消えた日雇いの娘~)
監督:キム・ソギュン
主演:キム・ミョンミン、オ・ダルス、イ・ヨニ
配給会社:ツイン
公開予定:初夏
『Confession(原題)』 (2015/韓国/原題:良い友達)
監督:イ・ドユン
主演:チソン、チュ・ジフン、イ・グァンス
配給会社:ツイン
公開予定:夏
『My Brilliant Life(原題)』 (2014/韓国/原題:ドキドキ私の人生)
監督:イ・ジェヨン
主演:カン・ドンウォン、ソン・ヘギョ、チョ・ソンモク、パク・イルソプ
配給会社:ツイン
公開予定:年内
『大犬どろぼう完全計画(仮題)』 (2014/韓国)
監督:キム・ソンホ
主演:キム・ヘジャ、チェ・ミンス、カン・ヘジョン、イ・レ、イ・チョニ
配給会社:ファインフィルムズ
公開予定:夏
『無頼漢(原題)』 (2015/韓国)
監督:オ・スンウク
主演:キム・ナムギル、チョン・ドヨン
配給会社:ファインフィルムズ
公開予定:晩秋
『One on One』 (2014/韓国) 公式サイト
監督:キム・ギドク
主演:マ・ドンソク、キム・ヨンミン、イ・イギョン
配給会社:太秦
公開予定:年内
<中国・香港・台湾映画>
『スペシャルID 特殊身分』 (2013/中国=香港/原題:特殊身份 SPECIAL ID) 公式サイト
監督:霍耀良(クラレンス・フォク)
出演:甄子丹(ドニー・イェン)、安志杰(アンディ・オン)、景甜(ジン・ティエン)、鄭中基(ロナルド・チェン)
配給会社:彩プロ
公開予定:2月21日(土)
『妻への旅路』 (2014/中国/原題:帰来)
監督:張芸謀(チャン・イーモウ)
主演:鞏俐(コン・リー)、陳道明(チェン・ダオミン)、張慧雯(チャン・ホイウェン)
配給会社:ギャガ
公開予定:3月6日(金)
『アイスマン』 (2014/中国・香港/原題:冰封:重生之門)
監督:羅永昌(ロー・ウィンチョン)
出演:甄子丹(ドニー・イェン)、王宝強(ワン・パオチャン)、黄聖依(ホアン・ジェンイー/エヴァ・ホアン)、任達華(サイモン・ヤム)
配給会社:ツイン
公開予定:3月7日(土)
『ドラゴン・フォー3』 (2014/中国・香港/原題:四大名捕之大結局)
監督:陳嘉上(ゴードン・チャン)
出演:超(ドン・チャオ)、劉亦菲(リウ・イーフェイ)、鄒兆龍(コリン・チョウ)
配給会社:ツイン
公開予定:3月7日(土)
『ゴッド・ギャンブラー ―レジェンド―』 (2014/中国・香港/原題:賭城風雲)
監督:王晶(バリー・ウォン)
出演:周潤發(チョウ・ユンファ)、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、杜汶澤(チャップマン・トー)
配給会社:ツイン
公開予定:3月7日(土)
『唐山大地震』 (2010/中国/原題:唐山大地震) 公式サイト
監督:馮小剛(フォン・シャオカン)
主演:徐帆(シュイ・ファン)、張静初(チャン・チンチュー)、李晨(リー・チェン)、陳道明(チェン・ダオミン)
配給会社:松竹メディア事業部
公開予定:3月14日(土)
『恐怖分子 デジタルリマスター版』 (1986/台湾/原題:恐怖份子)
監督:楊徳昌(エドワード・ヤン)
主演:繆騫人(コラ・ミャオ)、李立群(リー・リーチュン)、金士傑(チン・シーチェ)
配給会社:コピアポア・フィルム
公開予定:3月14日(土)
『20歳よ、もう一度(原題)』 (2015/中国・韓国・台湾/原題:重返20歳)
監督:陳正道(レスト・チェン)
主演:楊子[女册](ヤン・ズーシャン)、鹿[日含](ルハン)、陳柏霖(チェン・ボーリン)
配給会社:C.J.Entertainment Japan
公開予定:6月
『The Monkey King』 (2014/中国・香港/原題:西遊記之大鬧天宮)
監督:鄭保瑞(ソイ・チェン)
主演:甄子丹(ドニー・イエン)、周潤發(チョウ・ユンファ)、郭富城(アーロン・クォック)、何潤東(ピーター・ホー)
配給会社:ツイン
公開予定:初夏
『香気(原題)』 (2014/中国)
監督:曾翠珊(ツァン・ツイシャン)
主演:パク・シフ、陳燃(チェン・ラン)
配給会社:ファインフィルムズ
公開予定:初夏
『遙かなる家(仮題)』 (2014/中国/原題:家在水草豊茂的地方)
監督:李睿[王君](リー・ルイジン)
主演:湯龍(タン・ロン)、グォ・ソンタオ
配給会社:マジックアワー
公開予定:初夏
『共犯(原題)』 (2014/台湾/原題:共犯)
監督:張榮吉(チャン・ロンジー)
主演:巫建和(ウー・チエンホー)、育凱(トン・ユイカイ)、鄭開元(チェン・カイユアン)
配給会社:ザジフィルムズ/マクザム
公開予定:夏
『The Assasin』 (2015/台湾/原題:■隠娘)
監督:侯孝賢(ホウ・シャオシェン)
主演:舒淇(スー・チー)、張晨(チャン・チェン)、妻夫木聡
配給会社:松竹メディア事業部
公開予定:秋
<インド映画>
『女神は二度微笑む』 (2012/インド/原題:Kahaani) 公式サイト
監督:スジョイ・ゴーシュ
主演:ヴィディヤー・バーラン、ナワーズッディーン・シッディーキー
配給会社:ブロードウェイ
公開予定:2月21日(土)
『フェラーリの運ぶ夢』 (2013/インド/原題:Ferrari Ki Sawari) 公式サイト
監督:ラジェシュ・マブスカル
主演:シャルマン・ジョシ、ボーマン・イラニ、リトウィク・サホレ
配給会社:インド総研/ニュー・シネマ・スタンダード
公開予定:2月21日(土)
『Margarita, with a Straw(英題)』 (2014/インド)
監督:ショナリ・ボース
主演:カルキ・ケクラン(コーチリン)、リバティ、ウィリアム・モーズリー
配給会社:彩プロ
公開予定:年内
<その他>
『リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン』 (2014/アメリカ/中文題:青龍復仇)
監督:劉偉強(アンドリュー・ラウ)、盧弘軒(アンドリュー・ロウ)
主演:ジャスティン・チョン、レイ・リオケッタ、ケヴィン・ウー
配給会社:AMGエンタテインメント/武蔵野エンタテインメント
公開予定:5月
『サイの季節』 (2012/イラク・トルコ/原題:Rhino Season / Fasle Kargadan ha)
監督:バフマン・ゴバディ
主演:モニカ・ベルッチ、ベヘルーズ・ヴォスギー、ユルマズ・エルドガン
配給会社:エスパース・サロウ
公開予定:夏
『The President(原題)』 (2014/グルジア・フランス・UK・ドイツ) 公式サイト
監督:モフセン・マフマルバフ
主演:ミシャ・ゴミアシュウィリ、ダチ・オルウェラシュウィリ、ラ・スキタシュウィリ
配給会社:シンカ
公開予定:年内
ここにリストアップされていない作品でも、例えば『インド・オブ・ザ・デッド』のように公開されるものがたくさんあります。その時々で発表される公開情報、どうぞお楽しみに。今年も、映画館でアジア映画をいっぱいご覧になって下さいね。(とはいえ、シネマート六本木が6月14日で閉館してしまうなど、アジア映画にとっては前途多難な年になるかも....)